味噌のわ

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味噌のわ

味噌のわ

味噌は、「さしすせそ」の「そ」。
お味噌汁はいつもご飯の右側にあり、名古屋の赤味噌文化も板についています。そもそも味噌ってどうやって作るの?から始まり、昔はどの家庭でも味噌甕があったことを知り、もっと昔は、村の共同作業として1つの家に集まって作っていたことに驚きました。ということで、始まったのが「味噌のわ」。味噌を一緒に仕込み、数ヶ月後に出来栄えを讃えあう会です。
谷陽子さんを講師に迎え、有機栽培の大豆と米麹から豆味噌を作りました。同じ日に、同じ場所で、同じ鍋で豆を炊き味噌を仕込んだはずが、およそ半年間、各家庭で寝かせると、味噌の味も色も違うものになっていました。味の違いを楽しみながら、この数ヶ月の近況を労い合ったりと、同じ村人のような連帯感ができてしまうのも味噌の力。
毎度、恒例の持ち寄り具材味噌汁は、おかずなしでも立派なご馳走になり、心もお腹もいっぱいに温かくなるのが「味噌のわ」です。
「味噌のわ」は味噌仕込み会(3月頃)と味噌開き会(11月頃)を合わせて、毎年開催予定です。
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↓味噌のわの活動をnoteでさらに詳しく見る
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企画:小島弓子
講師:谷陽子(有機野菜を使った、旧:空色曲玉店主)
協力:のわ
写真:小島邦康